当ブログ『起業日記 ~ひろ坊の挑戦~』は33歳で起業を決意した“ひろ坊”こと、FPのひろえが名古屋・大阪を拠点に奮闘する日々をお伝えする日記です。


by office_hiroe
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年金受給者と確定申告


とある年金受給者とその奥様にご質問をいただいたので、国税局のHPで調べ、さらに

税務署に問い合わせてみました。こういう質問をいただけると自分も勉強になり、大変

助かります!


さて、質問の内容ですが、「年金をもらっている人は確定申告が必要かどうか」という

ことでした。


まず、答えとしては年金額により異なるということでした。というのは、もらった年金額により

控除の額が異なるからです。控除と言うのはいわゆる経費のようなものだという考え方で、

その控除をした後の額に税金がかかります。その額を所得と呼びます。

年金収入 - 控除(経費) = 所得

年金をもらっている人で控除後の所得がゼロなら、確定申告は不要です。

この控除の額については国税局のHPをどうぞ!


ここから少し難しい話になりますが、お付き合い下さい。

上記の所得と言うのは実は10種類もあり、年金の収入は雑所得と呼ばれています。

他の収入、例えば給与は給与所得、退職金は退職所得などとされ、それらの所得を合計し、

その合計した総所得から、さらに控除ができるようになっています。具体的には扶養控除や

基礎控除などです。イメージとしては以下のような感じです。

総所得(年金、給与所得など) - 控除(基礎控除、扶養控除など) 

もし収入が年金のみなら、年金収入に対する控除の後の額(雑所得)から、この扶養控除

などの控除をして、ここでゼロになれば確定申告は不要となります。つまり、年金収入に

対しての所得税はかからないということです。ただ、医療費控除などの控除の種類に

よっては確定申告をしなければ控除してもらえないものもあるので、要注意です!


質問に対しては上記が答えですが、気になったことがあったので突っ込んで聞いてみました。


税務署では個人の年金額は分からないため、確定申告がないということは上記のように

様々な控除で所得がゼロとなっているとの判断がするとのことです。では、年金をもらって

いる人は確定申告をしない方がいいかというとそうではないようです。というのは、一定の

額を超える年金をもらっている人は源泉徴収がされるそうです。つまり、強制的に先に

所得税を取るとのこと。サラリーマンなどでもそうなんですが、サラリーマンの場合は

年末調整というのがあり、12月の末に給与合計が確定した段階で所得税額を計算し、

多くとりすぎている場合は返してくれます。しかし、年金の場合はこの年末調整がないため、

確定申告をしないと返ってきません。

また、住民税については、年金額を知っている市町村が計算するため、確定申告の有無に

関わらず、しっかり取られます。ただ、上記にも書いたように、確定申告をしたらできる控除も

あるため、そういう控除がある人は確定申告をしておけば、その控除の内容は税務署から

市町村にも情報が流れるため、住民税が安くなるというメリットがあるようです。


ともあれ、納税は国民の義務ですから、年金をもらっている人で控除しきれない所得がある

人は、しっかり確定申告をして所得税を納めて下さいね!




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by office_hiroe | 2009-03-12 11:53 | 豆知識