当ブログ『起業日記 ~ひろ坊の挑戦~』は33歳で起業を決意した“ひろ坊”こと、FPのひろえが名古屋・大阪を拠点に奮闘する日々をお伝えする日記です。


by office_hiroe
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相続Ⅱ ~ もらう権利について ~


昨日から相続のことを少し書いていますが、相続の話をする時によく使う

言葉があるので、まずはその紹介です。


その言葉とは「法定相続人」です。「法定相続人」というのは、実際に遺産を

もらった人とかではなく、法律上で遺産をもらう権利がある人のことを

言います。そして、この「法定相続人」には順位があります。

第1順位 ⇒ 子供
第2順位 ⇒ 親
第3順位 ⇒ 兄弟姉妹

この順位は上から相続の権利があるため、上の順位の人がいれば、その

下の順位の人には相続の権利はありません。例えば、亡くなった人に

子供がいれば、親や兄弟姉妹には相続の権利はないということです。

また、配偶者に関しては常に権利があるため、子供がいれば子供と

配偶者、子供がいなければ親と配偶者、親もいなければ兄弟姉妹と

配偶者が相続の権利を有します。

では配偶者がいる場合にそれぞれの人がどれぐらいの割合で、

相続の権利があるのかと言うと、相続の順位により異なります。

第1順位で相続 ⇒ 配偶者が1/2 子供が1/2
第2順位で相続 ⇒ 配偶者が2/3 親が1/3
第3順位で相続 ⇒ 配偶者が3/4 兄弟姉妹が1/4


先ほどから“法律上の相続の権利”と言っていますが、あくまで権利で

あって、実際にもらう金額は遺言書の有無などにより異なります。


相続される財産を築いたのは故人であり、故人の遺志が尊重されるのは

当然のことだと思いますが、実は法律ではもらう側にも権利があるのです。

いわゆる「もうら権利」で、法律用語で「遺留分」と言います。

これは法定相続人にのみ認められた権利で、仮に遺言書があっても、

「もらう権利(遺留分)」で認められた範囲で相続を要求できるというものです。

遺留分の割合は以下の通りです。

第1順位で相続 ⇒ 配偶者が1/4 子供が1/4
第2順位で相続 ⇒ 配偶者が1/3 親が1/6
第3順位で相続 ⇒ 配偶者が1/2 兄弟姉妹はなし

イメージするなら、法定相続分の半分で兄弟姉妹はなしという感じですね。


相続税を納めるほど高額な相続財産がなくても家庭裁判所へ相談される

ケースが多いと昨日書きましたが、この「もらう権利(遺留分)」があるから

なんですね。


例えば、父親が亡くなり、配偶者と2人の子供が相続人で、相続財産が

1億円だったとします。そして、その相続財産の1億円のほとんどが自宅の

土地と建物だとします。

父親の生前から子供2人のうち長男が結婚し同居していたため、自宅の

土地と建物を母親と長男が相続することになりました。でも、「もらう権利

(遺留分)」が子供は1/4あり、二人兄弟ですので2で割ると、次男には

1250万円の「もらう権利(遺留分)」があることになります。

ですので、次男がその分の権利を要求したら・・・相続が争族になって

しまいますね。


そんなわけで、相続財産が土地が中心と言う人は、土地以外の相続財産も

考えておく必要があります。いわゆる現金などですね。その争族回避

相続対策として生命保険を利用される方が多いようです。

この話はまた次回に書きたいと思います。


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by office_hiroe | 2009-07-14 12:10 | 豆知識