教育費の目標積立額
2010年 10月 13日
昨日、教育資金はどれだけかかるのか に関して書きました。
で、今日はその内、いくらを積み立てて準備しておけば
いいのかというお話です。
結論から言うと、その家庭家庭によって異なるので
ライフプランを立てないと分からないとなります。
しかし、すべてのご家庭でライフプランを
立てているわけではないので
今回は教育費準備額の考え方の目安をお話します。
まずは、教育費としていくらを見込むか。
積立で準備をするのは高校卒業後の資金、
主に大学等の学費のことです。
仮に、私立文系で自宅から通うことを想定すると
4年間の教育費総額は約704万円です。
しかし、この704万円をすべて積立で用意する必要はなく、
その年の家計からもある程度は拠出が可能と考えます。
住宅費(ローン)との兼ね合いもありますが、
年間100万円ほど教育費として拠出できるとします。
すると、「100万円/年 × 4年」で400万円はその時の家計から
拠出できるとして、残りの約300万円を積み立てておけば、
何とかなりそうだと考えられます。
ただし、ご注意いただきたいのが兄弟姉妹。
もし4年以上離れていればいいのですが、
2歳しか離れていないとすると、
6年間で二人分の教育資金が必要となります。
つまり、その時の家計から拠出できる資金は
「100万円/年 × 6年」で600万円。
大学等の教育費二人分の総額は1,400万円ですので
800万円が積立で準備すべき額となります。
FPとしては、しっかりライフプランを立て、
生活費や住宅費とのバランスも考慮し、
積み立てるべき教育資金を考えたいところです・・・。
しかし、とりあえず、教育資金の積み立てを先にという方は
参考になさってください。
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ファイナンシャルプランナーひろえFP事務所
by office_hiroe
| 2010-10-13 18:51
| 教育費