生命保険の基本 ~掛け捨てか貯蓄性か~
2010年 10月 20日
先日、来春にご結婚予定の20代の方からご相談を受け、
保険のお話をさせていただくと
「えっー!今までのは無駄になるんすか?」
と驚かれました。
というわけで生命保険に関して知っておいていただきたいことを
“生命保険の基本”と題して、いくつか書いていこうと思います。
まず、今日は1回目として、生命保険には掛け捨てタイプと
そうではなく、貯蓄性があるタイプの2種類があることを
知っておいていただきたいと思います。
掛け捨てタイプの保険は、「定期保険」と呼ばれる保険で、
貯蓄性タイプには「終身保険」と「養老保険」があります。
分りやすいように例を用いて説明するため、
30歳男性が3,000万円の生命保険(T社)に加入し、
60歳の30年間掛金を毎年支払うものとします。
どの保険でも、30歳の加入後、60歳までの30年間に、
万一のことがあれば、3,000万円が払われるのは同じです。
違いを簡単にまとめると以下になります。
≪定期保険≫
・60歳を迎えると、以後の保障はなく、満期金などもない。
・掛金は124,410円/年。30年総額は3,732,300円。
≪養老保険≫
・60歳を迎えると、以後の保障はないが、満期金が3,000万円。
・掛金は918,780円/年。30年総額は27,563,400円。
≪終身保険≫
・60歳を迎えると、掛金の支払いは不要になるが、
3,000万円の保障が一生継続。
・掛金は712,400円/年。30年総額は21,374,100円。
・60歳の掛金支払い後に解約すると、
解約金は22,206,000円。
いかがでしょうか。
定期保険は安い掛金で入ることができる半面、
お元気で保険期間を終えると、何も残りません。
養老保険や終身保険は掛金が高いものの、
掛金を払い終わると払った以上にお金が戻ってきます。
上記のような違いがあるのですが、
どの保険が良くて、どの保険が悪いということではありません。
必要に応じて、最適なものを選ぶことこそが重要なのです。
最初に少しご紹介したお客様は、掛け捨てタイプの定期保険を
中心に約2,000万円の保障のものに、社会人になってから
数年間ずっと掛金を払い続けていらっしゃいました。
このお話をすると、今、万が一のことがあっても
そんなにお金を残さなくてもいいし、どうせ掛けるなら、
ずっと保障が残せ、将来の教育資金などでお金が必要な時に
解約して使える「終身保険」に入っておけば良かった・・・とのこと。
今からでも遅くないので、そうするとのことでしたが、
今までの保険は掛け捨てで何も残らないことを知り、
「えっー!今までのは無駄になるんすか?」
とのご感想になったというわけです。
保険って難しいですよね。高い掛金をどうぜ払うなら、
無駄がなく、自分に合った保険に入っておきたいものですね。
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ファイナンシャルプランナーひろえFP事務所
保険のお話をさせていただくと
「えっー!今までのは無駄になるんすか?」
と驚かれました。
というわけで生命保険に関して知っておいていただきたいことを
“生命保険の基本”と題して、いくつか書いていこうと思います。
まず、今日は1回目として、生命保険には掛け捨てタイプと
そうではなく、貯蓄性があるタイプの2種類があることを
知っておいていただきたいと思います。
掛け捨てタイプの保険は、「定期保険」と呼ばれる保険で、
貯蓄性タイプには「終身保険」と「養老保険」があります。
分りやすいように例を用いて説明するため、
30歳男性が3,000万円の生命保険(T社)に加入し、
60歳の30年間掛金を毎年支払うものとします。
どの保険でも、30歳の加入後、60歳までの30年間に、
万一のことがあれば、3,000万円が払われるのは同じです。
違いを簡単にまとめると以下になります。
≪定期保険≫
・60歳を迎えると、以後の保障はなく、満期金などもない。
・掛金は124,410円/年。30年総額は3,732,300円。
≪養老保険≫
・60歳を迎えると、以後の保障はないが、満期金が3,000万円。
・掛金は918,780円/年。30年総額は27,563,400円。
≪終身保険≫
・60歳を迎えると、掛金の支払いは不要になるが、
3,000万円の保障が一生継続。
・掛金は712,400円/年。30年総額は21,374,100円。
・60歳の掛金支払い後に解約すると、
解約金は22,206,000円。
いかがでしょうか。
定期保険は安い掛金で入ることができる半面、
お元気で保険期間を終えると、何も残りません。
養老保険や終身保険は掛金が高いものの、
掛金を払い終わると払った以上にお金が戻ってきます。
上記のような違いがあるのですが、
どの保険が良くて、どの保険が悪いということではありません。
必要に応じて、最適なものを選ぶことこそが重要なのです。
最初に少しご紹介したお客様は、掛け捨てタイプの定期保険を
中心に約2,000万円の保障のものに、社会人になってから
数年間ずっと掛金を払い続けていらっしゃいました。
このお話をすると、今、万が一のことがあっても
そんなにお金を残さなくてもいいし、どうせ掛けるなら、
ずっと保障が残せ、将来の教育資金などでお金が必要な時に
解約して使える「終身保険」に入っておけば良かった・・・とのこと。
今からでも遅くないので、そうするとのことでしたが、
今までの保険は掛け捨てで何も残らないことを知り、
「えっー!今までのは無駄になるんすか?」
とのご感想になったというわけです。
保険って難しいですよね。高い掛金をどうぜ払うなら、
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by office_hiroe
| 2010-10-20 16:08
| 保険のお話