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当ブログ『起業日記 ~ひろ坊の挑戦~』は33歳で起業を決意した“ひろ坊”こと、FPのひろえが名古屋・大阪を拠点に奮闘する日々をお伝えする日記です。


by office_hiroe
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必要な保障の額の考え方

愛知県岡崎市の行政相談会で、将来設計相談員として
参加してきた名古屋・大阪のFP廣江淳哉です。

*******

今日は、必要保障額の考え方について。

大切なことは、もし万一のことが起きた際に、残された家族が
何にどれだけの費用が必要かということです。


子育て世代の方で、考えておきたいことは以下の4つ。


①一時性資金
②生活費
③住居費
④教育費


1つずつ、もう少し詳しくお話しますね。


①一時性資金

これは、ズバリ葬儀費用が中心。その額は200~300万円
お墓がないという方は+200万円

あとは、生活立て直し資金として、生活費の3~6カ月分程度
これは家庭により異なりますね。


②生活費

ご主人に万が一のことが起きると想定し、
奥様が85~90歳までの年数分を見込みましょう。

年間の生活費の額は、現在の生活費×70~80%
お子様が独立した後は、現在の生活費×50~60%が目安。


③住居費

これは現在のお住まいにより異なりますし、万一のことが
起きた際のご両親や親戚のサポート状況にもよります。

まず、ここでもご主人に万が一のことがあるという例でお話。

持ち家で住宅ローンがある人も、団体信用生命保険という保険に
住宅ローン借入時に加入していると、万一後は住宅ローン返済不要
家は残ります。

となると、必要なものは固定資産税や火災保険などの維持費と
リフォーム費用
ですね。

もし団体信用生命保険に加入していなければ、
住宅ローン返済額分の保障も考える必要がでてきます。


そして、賃貸の人。万一後も賃貸に住み続けるなら、その費用。
奥様が85~90歳まで分を考えておく必要がありますね。

ただ、私のお客様の多くは、もしご主人に万が一のことがあったら、
子供を連れて実家に帰るという方もいらっしゃいます。
そういう環境にある方は、住居分の保障は不要と考えてもいいでしょう。


さらに、現在ご実家の人。特に住居分は考えなくていいですね。


④教育費
これはしっかりと考えておきたいですね。
その額については先日書いた教育費に関する記事をご覧ください。


上記の①~④以外にも、車の費用や家電の費用、旅行代なども
その他の費用も考えるべきかもしれませんが、考え出すとキリがないので
まずは①~④の合計を考えておくべき資金の額と考えましょう。


ただ、上記の合計を全て生命保険で考える必要はありません。

合計額から遺族年金や預貯金の額を差し引けばいいのです。

会社勤めをされている方は死亡退職金などもありますが、
これは①~④以外のその他費用分として差し引き分から
除外しておいてもいいかもしれませんね。


というわけで、①~④の合計から、遺族年金・預貯金を
差し引いた額が必要保障額
と言われるもので、
生命保険でカバーしておきたい金額です。


しかし、この必要保障額はずっと一定ではありません。

というのも、生活費やお子様の教育費などは
時が経過するごとに必要な額が減少していくからです。

それに合わせて、必要保障額も年々減少していく
考えます。一番、必要保障額が高くなるのは、
お子様が誕生した時と言えると思います。


「必要な保障額が減少していく」という表現に
ピンと来た方は、私のこのブログの愛読者ですね(笑)

時の経過とともに保障額が減少していく保険に
収入保障保険というのがあります。

最近、子育て世代に人気の保険です。詳しくはこちらから。

かなり長文になりましたが、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。



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by office_hiroe | 2010-10-23 01:08 | 保険のお話