どこまで終身保険を組み込めるか!!
2010年 10月 31日
■どこまで終身保険を組み込めるか!!
金曜日から今日(日曜日)まで関西に滞在し、
お客様とのご面談を中心に仕事をしていた
名古屋・大阪のファイナンシャルプランナーひろえFP事務所の廣江淳哉です。
*******
お客様からライフプラン作成のご依頼をいただくと、多くの場合、
保険の見直し依頼も同時にいただくことが多いです。
保険については、以前お話した必要保障額をしっかりと算出し、
それに合わせた保障のものをご提案させていただいていますが、
ポイントとなるのは「どこまで終身保険を組み込めるか」というものです。
これまた以前お話ししたように、生命保険には掛け捨てタイプの定期保険と
貯蓄性のある終身保険・養老保険の3つのタイプがあります。
少し振り返りますと、定期保険は掛金を安く抑えられる反面、
保険期間を終えれば保障も終わり、満期金もない、いわゆる掛け捨て。
一方、終身保険や養老保険は、掛金は高くなるものの、
保障が一生続いたり、満期金や解約金を有効に使えるというメリットがあります。
そこで、いつもお客様とお話しする際は、掛け捨ての定期保険中心プランと、
終身保険を家計拠出が可能な範囲で組み込んだプランを比較検討していただきます。
今回は例として、30歳男性が60歳まで3,000万円の保障に入るものとします。
掛金に関しては、保険会社により異なりますが、
一例としてA社(2010年10月現在)の掛金で試算。
終身保険は低解約型のもので、60歳まで掛金を払うものとします。
(30歳から60歳までずっと3,000万円って、必要保障額は減少していくのでは
とお感じの方は生命保険の考え方に精通されているか、
私のブログを熱心に読んでいただいている方ですね。今回は一例ですのでご理解を!)
①3,000万円の定期保険に加入
年間掛金 : 121,200円
30年総額 : 3,636,000円
②1,500万円の定期保険と1,500万円の終身保険に加入
年間掛金 : 361,185円
30年総額 : 10,835,550円
60歳時に終身保険を解約した場合の解約金(掛金払込後) : 10,975,501円
③3,000万円の終身保険に加入
年間掛金 : 593,970円
30年総額 : 17,819,100円
60歳時に終身保険を解約した場合の解約金(掛金払込後) : 21,951,001円
いかがでしょうか。
万が一のことが起こると仮定すれば、①が掛金が一番安いのでいいのかもしれません。
しかし、60歳以降まで生きると仮定し、掛金と解約金の収支を計算すると・・・
①は-363.6万円
②は+14万円
③は+413.2万円
となり、圧倒的に③がお得ということになります。
①と③の差額は約780万円。
これだけの資金があれば、定年後の生活も豊かになりますね。
ただし、③に加入するには年間約60万円の掛金が必要となります。
そこまで払えないとしても、いかに終身保険の割合を多く、掛け捨てを少なくするかで、
定年後の資金に大きく影響を及ぼします。
ライフプランを立てることで、保険にいくら家計から拠出できるか知ることができ、
無駄を極力抑えられ、定年後の暮らしを豊かにすることが可能となります。
「なるほど!」と思われた方、保険証券を見てみてください。
定期保険ばかりになっていませんか?
今の負担だけではなく、長い人生で考えて、見直しをした方がお得なのかもしれませんよ!!
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お客様とのご面談を中心に仕事をしていた
名古屋・大阪のファイナンシャルプランナーひろえFP事務所の廣江淳哉です。
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保険の見直し依頼も同時にいただくことが多いです。
保険については、以前お話した必要保障額をしっかりと算出し、
それに合わせた保障のものをご提案させていただいていますが、
ポイントとなるのは「どこまで終身保険を組み込めるか」というものです。
これまた以前お話ししたように、生命保険には掛け捨てタイプの定期保険と
貯蓄性のある終身保険・養老保険の3つのタイプがあります。
少し振り返りますと、定期保険は掛金を安く抑えられる反面、
保険期間を終えれば保障も終わり、満期金もない、いわゆる掛け捨て。
一方、終身保険や養老保険は、掛金は高くなるものの、
保障が一生続いたり、満期金や解約金を有効に使えるというメリットがあります。
そこで、いつもお客様とお話しする際は、掛け捨ての定期保険中心プランと、
終身保険を家計拠出が可能な範囲で組み込んだプランを比較検討していただきます。
今回は例として、30歳男性が60歳まで3,000万円の保障に入るものとします。
掛金に関しては、保険会社により異なりますが、
一例としてA社(2010年10月現在)の掛金で試算。
終身保険は低解約型のもので、60歳まで掛金を払うものとします。
(30歳から60歳までずっと3,000万円って、必要保障額は減少していくのでは
とお感じの方は生命保険の考え方に精通されているか、
私のブログを熱心に読んでいただいている方ですね。今回は一例ですのでご理解を!)
①3,000万円の定期保険に加入
年間掛金 : 121,200円
30年総額 : 3,636,000円
②1,500万円の定期保険と1,500万円の終身保険に加入
年間掛金 : 361,185円
30年総額 : 10,835,550円
60歳時に終身保険を解約した場合の解約金(掛金払込後) : 10,975,501円
③3,000万円の終身保険に加入
年間掛金 : 593,970円
30年総額 : 17,819,100円
60歳時に終身保険を解約した場合の解約金(掛金払込後) : 21,951,001円
いかがでしょうか。
万が一のことが起こると仮定すれば、①が掛金が一番安いのでいいのかもしれません。
しかし、60歳以降まで生きると仮定し、掛金と解約金の収支を計算すると・・・
①は-363.6万円
②は+14万円
③は+413.2万円
となり、圧倒的に③がお得ということになります。
①と③の差額は約780万円。
これだけの資金があれば、定年後の生活も豊かになりますね。
ただし、③に加入するには年間約60万円の掛金が必要となります。
そこまで払えないとしても、いかに終身保険の割合を多く、掛け捨てを少なくするかで、
定年後の資金に大きく影響を及ぼします。
ライフプランを立てることで、保険にいくら家計から拠出できるか知ることができ、
無駄を極力抑えられ、定年後の暮らしを豊かにすることが可能となります。
「なるほど!」と思われた方、保険証券を見てみてください。
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ファイナンシャルプランナーひろえFP事務所
by office_hiroe
| 2010-10-31 21:26
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