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当ブログ『起業日記 ~ひろ坊の挑戦~』は33歳で起業を決意した“ひろ坊”こと、FPのひろえが名古屋・大阪を拠点に奮闘する日々をお伝えする日記です。


by office_hiroe
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相続Ⅲ ~ 生命保険を活用した相続対策 ~


昨日、争族回避のために生命保険を活用する方法があると書きましたが、今日は

その話を書きたいと思います。


その前に、まず相続税を計算するときに相続財産から引くことができる(控除)もの

があります。それは債務(いわゆる借金)と葬儀費用です。

そして、さらに基礎控除額と言うのがあります。この額は法定相続人の数により

異なり、「5000万円+1000万円×法定相続人の数」です。

例えば、法定相続人が配偶者と2人の子供の場合は8000万円が基礎控除額

となるため、相続財産が8000万円以下の場合は、相続税はかかりません。

ですので、相続Ⅰでも書いたように、相続税を払う割合は低いんですね。


さて、生命保険の話に戻りますが、生命保険には上記とは別に非課税枠というのが

あって、「500万円×法定相続人の数」までなら相続税はかかりません。

ですので、上記の例なら1500万円までの生命保険は非課税となるということです。


以上のことから、例えば相続財産が土地など分割が難しいものが中心の場合は

生命保険などに加入することで、分割できる現金という相続財産が残せるという

ことになります!

また、相続財産が現金などが中心の場合でも、生命保険の非課税枠を利用する

ことによって、相続税額を抑えることができるというメリットもあります!

またまた、生命保険の受取人を上手く指定することで、「もらう権利(遺留分)」対策

することができます!


そんなわけで、相続対策に生命保険が使われることが多くあります!!!



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by office_hiroe | 2009-07-15 14:04 | 豆知識